vst3

2024年12月27日

どうも、わーくです。

ソフトウェアが悪いのではなくて、ネット回線が悪いのかもしれませんが、ネット上に同じ状況の人が散見されるので、備忘録がてら。

最近、KORG SOFTWARE PASSの動作の調子が悪いです。ざっくり言うと、めちゃくちゃ遅い&アプリケーションがインストールできない。日本語環境だと「Error ダウンロードが開始できませんでした」と出ます。

korg-software-pass-error


これに対する解決策は、KORG IDにログインして、登録済み製品・ダウンロードから単体のインストーラーを落っことしてきてひとつひとつインストールする、という方法があります。KORG SOFTWARE PASSがあるのに、身も蓋も無い方法ですが、とりあえず使えるようになります。

で、ここからは個人環境の問題なのですが。

わーくの使っているMac Studioは初代・吊るし・最安値なので、本体SSDが512GBしかありません。で、100も200もプラグインを入れていると普通に容量不足になってしまいます。そこで考えたのが、「CUBASE 13のApple Siliconネイティブ環境ではどうせVST3しか使わないから、AU版とVST2版の重複インストールされているプラグインを全部消してしまえ」というものです。

実際、これをやると十数GBの節約になります。割とでかい。

ただ、問題があって、プラグインやスタンドアローン版のDTMアプリの中には、「ガワだけスタンドアローン動作させていて、中身はプラグインを読み込んでいる」という動作のやつが存在するのです。たとえば、SpectrasonicsのOmnisphereやKeyscapeは、AUプラグインを消すと、スタンドアローンが動かなくなります。いやまじで。

で、KORGのプラグインも例にもれずこのような感じなのですが、なんと「VST3プラグインの皮をかぶったVST2プラグイン」のようなやつがあるのです。何がびっくりって、「Apple Siliconネイティブ動作させているCUBASEで読み込んでいるVST3プラグインなのに、VST2(ユニバーサルバイナリ?)のプラグインが実体で、ガワだけVST3」という動作をしているっぽいこと。それができるなら、Apple Siliconネイティブ環境に移行するのにサヨナラしたプラグイン達を使えるってことじゃん(涙)まあそれはBlue Cat's Patchworkにお任せするとして。Blue Cat's Patchworkなら、CUBASEでAU版プラグインを使う、とか離れ業も余裕でできますしね。

とりあえず分かっているのは、KORG SOWTWARE PASSからインストールできるKORG COLLECTIONのアプリのうち、LegacyCell、WAVESTATION、MonoPoly、MDE-X、Polysix、MS-20とMS-20FX、M1は*.vst3単体では動かず、*.vstも残しておかないとダメです。VSTかスタンドアローン版しか使わないなら、AU版は手動で消してもOKです。ファイルサイズが690KBしかないから、どう考えてもプログラム本体(音色とか)ではないっぽいですね。

korg-plugin-vst3
…え?Melodyne5、お前もなのか?(^^;;


(13:07)