FIREFACE
2021年09月13日
こんばんは、わーくです。
RME Fireface UFX IIよりも低レイテンシーで、高音質(だと思う)羚羊ことAntelope AudioのDiscrete 4 Synergy Coreを購入して2か月。こいつの良いところは、Stand-by状態でもアナログやADATの入出力が生きていて、接続しているPCを立ち上げなくても、ヘッドフォンモニタリングやFPGAエフェクトが使えるというところです。(設定による)
で、そんな良い仕事をするDiscrete 4 SCの消費電力が気になったので測ってみました。
実測値でいうと、
使用中:11~12W
スタンバイ状態:5~6W
本体の電源操作で明示的にPower-OFF:0W
といった感じです。
本体でOFFするには、3つあるボタンの一番下を長押ししてPower-OFFを選ぶ、という一手間があるので、面倒くさいと感じる人は自然と使い終わった後のスタンバイに入るのを待つ使い方になると思います。
DTMで使用中でこれくらいの消費電力です。
このままPCの電源を落とすと8Wくらいになります。それでもADAT入力は生きていて、ルーティングがしてあればADATやアナログ入力から入ってきた音をヘッドフォンモニターから聞くことができます。
繋いでいるPCでDTMを2~3時間使う→そのまま翌日まで放置、でだいたい1日あたりの電気代が5円弱。1か月で100円ちょっと。1年で1500円くらいです。これが無駄だと思う人は、使っている間以外はコンセントを抜くなり使用後に本体操作でPower-OFFするなりすれば半分以下にできると思います。2~3日に1回くらいしかDAWを立ち上げない社会人DTMerは忘れず落とせば、年に1回くらいPluginBoutiqueのNo-Brainerなセールプラグインを買うお金くらいは浮きますねw
こうして調べてみると、消費電力と音質のバランスも含めRMEのBabyface Pro FSがいかにバケモノかというのが分かります。あっちはドライバ完璧で音質もある意味完成形、消費電力はほぼゼロに近い数値です。が、Discrete 4 SCにはそれを補って余りある音質の良さ(わーく的にはRMEよりずっと好き)、安定した時(笑)のパフォーマンスの高さ、マイクとFPGAエフェクトをトータルで考えたときのあたおかコスパ、そして自分がひねくれているだけかと思いますが「みんなと違ってそれがいい」という数々の優位性(?)があります。いや、冗談はさておき、Babyface Pro FSを手放してDiscrete 4 SC買って喜んで使っている自分がいるので、負け惜しみじゃないということだけはちゃんと書いておきます。
あ、でも思い出した。バスパワーで使える点だけはBabyface Pro FSに「完敗」です。ぐうの音も出ない。あれバスパワーでどうやって動かしてんだ?ってくらい5V動作のくせに音が良い&でかい。RMEの謎技術と言わざるを得ない。。。
(23:44)