静音

2020年06月14日

こんばんは、わーくです。

安価なeGPUのブレークアウトボックスの筆頭、AKiTiO Node(2019年バージョン)を手に入れたものの、ボックスの本体のファンがうるさくて常用不可能かも…そこで、ファンの交換にチャレンジしました。

必要なもの
  • プラスドライバー
  • はんだごて(と、はんだ)
  • 熱収縮チューブかビニールテープ
  • ペリフェラル電源コネクタとか変換コネクタとかについてる3ピン(メス)のコネクタ(ケーブル付き)
  • 2ピン(オス)のコネクタ(ケーブル付き)
  • 静かな120mmのケースファン
ネット上のツワモノの中には、電源ユニットも取り換えている方もいらっしゃるようですが、2019年型がそうなのか、電源ファンは基本「回りません」。熱くなった時に、必要に応じて回る感じなので、DTM用途でeGPUを使っているうちはうるさくブン回る感じではないので、今回は省略します。

AkiTiO Nodeのファンノイズの発生源は、本体前面についているファン。これがうるさい…しかもカタカタいう…不良品かよ、ってレベルでした(不良品かも)。試しにファンのケーブルを引っこ抜いた状態で使ってみたら、グラボのファンが回っている音がかすかにするくらいで、かなり静かです。本体前面の120mmのファン、これを交換すれば、騒音はかなり改善されそうです。

で、AkiTiO Nodeの分解(?)写真はこちら。

akitionode01

写真右側のファンを外して、静音ファンを付けなおして、基盤の下側のコネクタに接続すれば良いわけですね。簡単簡単!

と思ったものの、ここで問題が。AkiTiO Nodeの標準ファンは、2ピンのコネクタで基盤につながっていました。3ピンでも4ピンでもない、2ピン。2ピンのケースファンって、あんまり静かなものが無いイメージが…そして、仮にケースファンを見つけても、その先っぽがこの端子になっているやつなんてほぼ皆無。

基盤にささってるコネクタの形は、

akitionode02
上から見るとこう!

akitionode03
下から見るとこう!

akitionode04
そして正面はこの形!!

しかも、将来的にeGPUが不要になり売却する時に、ちゃんと純正のものに戻せるようにしておかなければいけません。というわけで、この2ピンコネクタ(オス)のケーブルと3ピンコネクタ(メス)を用意して接続し、3ピンの静音ファンをそのまま接続できるようにしました。

で、今回自作したのはこちらのケーブル。

akitionode05

左側の2ピンを基盤に挿し、ケースファンの3ピンケーブルを右側の3ピンのコネクタに接続します。2ピンのケーブルはAmazonで買えました。10セット単位。こんなにいらないけど、失敗した時のバックアップに…と思い買いました。結果、見事9本余りました(笑)

メスのほうのコネクタは、自作機の部品の余りからぶっちぎった物なので買いませんでしたが、こういうのから取れると思います。でも、この手の部品取りのためにわざわざ送料をかけて新品を購入するのもアレなので、ハードオフとかのジャンクの箱からゲットするのがお得かもしれません。

ケースファンも、余らせてたケースファンのうち、回してみて一番静かなやつをつなぎました。プラスチックの穴さえ開いていれば、AkiTiO Node標準ファンのネジでグイグイと固定できるので大丈夫です。
 
高性能なやつは、4ピンでコネクタ形状が違うので…って、このアイネックスのファン、先ほどのハードオフのジャンク推奨のコネクタがついてますねwこのファンを買えば、部品の大部分が揃いそうです。もし知り合いが同じように改造するとしたら、これを買うことにします('ω')

ちなみに、自作ケーブルはオス側とメス側の赤と黒を逆につないでいます。なぜなら、ちゃんとつないだらファンが回らなかったから!外国は黒と赤の意味が逆なのかもしれません…それか買ったコネクタが逆なのか。まあ2種類のつなぎ方を試してみて、結果オーライな方で熱収縮チューブにドライヤーを当てて絶縁します。この絶縁をしっかりしておかないと、高いeGPUのBOXが一発で大きくてかっこいい漬物石になるので注意です。なんでこんなに重くてでかいんでしょうねAkiTiO Node…

軽くディスりつつ、最初に切った結束バンドのところに、100均で買ってきた結束バンドで固定して完成です。生まれ変わった静かなAkiTiO Nodeをお楽しみください(笑)


(21:34)