電気ストーブ
2020年12月06日
【この記事のリンクにはアフィリエイトが含まれています】
こんばんは、わーくです。
はじめに ~電気代はケチりたい~
12月になって鍵盤を弾く手がかじかむ季節になってきました。寒くなってきたので、暖房を出したのですが、いつも冬場の電気代がアホみたいに高くなってしまうので、電気代がいくらくらいかかるのだろうか?と調べてみました。
前提条件
わーくの自宅スタジオ(と勝手に読んでいるただの部屋)は、6畳+α程度の広さです。木造の角部屋で、暴走族が近くを通ると「うるせぇ…」と感じる程度の壁の厚さです(冬はよく冷え、夏は良く温まる自然を感じる部屋)。
わーくの部屋で使える暖房器具は次の3つ
- ダイキン8畳用エアコン AN22FKS-W(100V 2.2kW 2005年製造)
- TEKNOS 小型電気ストーブ ES-K600(600W)
- KOTEC 平型電気あんか CYH602-P(60W)
測定に使用したのはET30Dというエコチェッカー。現在の消費電力だけではなく、1時間あたり・これまでの累積電力や電気料金なども出してくれる優れものです。ていうか単純にコレ楽しい。
そして、意外な測定結果が…
安物エアコンの消費電力
わーくの部屋のエアコンは、「知っているメーカーの中で、とにかく安いものを」ということで15年前に購入したもので、当時本体価格5万円くらいだったと思います。5万円程度のエアコン、いわゆる格安のエアコンは、200Vではなく100V動作で、内部もローコストで設計されており、上位機種に比べて消費電力(電気代)が高いはずなのですが、それでもこの結果です。28度の強火力(笑)でも、この程度。もちろん室温が上がると300W以下まで消費電力が下がります。ていうか1時間つけっぱなしにしておいて室温は19度まで上がりましたが、1時間の電気代の積算料金は5.3円です。エアコンの暖房は高いと決めつけてたけど、意外と安いなお前…。
小型電気ストーブの消費電力

エアコンと比べて一見低いように見えますが、この人は「つけてる間ずっと、この消費電力」です。1時間あたりの積算料金は17円。しかもスポットでしか温まらないという…電気ストーブ自体は2000円以下と安価でしたが、ランニングコスト(1日4時間×30日)が月2000円を超え、たった1ヶ月で本体料金を上回ります。高い。
電気あんかの消費電力
ちなみに、電気あんかはメーカーで電気代を公表しています。温度設定「中」で使って、1時間あたりの積算料金は0.1円、1日4時間使っても1ヶ月の電気代は12円です。繰り返します。「1ヶ月で12円」です。神か?
結論
というわけで、わーくの今年の暖房計画は
- 部屋はエアコンで温める(21度~25度くらいの設定)
- 足元が寒いので電気あんか併用
これでひと冬乗り切ります!
蛇足 床暖房の電気代
オマケですが、床暖房を導入したらもっと安いの?と思って調べてみたので簡単に載せておきます。例えば12畳程度のリビングに電気式床暖房(電熱線利用)を設置した場合、だいたい定格消費電力で1500W程度になるようです。(Three S Techno社の床暖房「床暖だん」を設置した場合)足元から暖かいのは最高ですが、これなら30万円くらい出してややオーバースペックなエアコンを買ったほうが長期的に安く済むかもしれません。エアコンの方がスマートホームに対応させやすいですし。
とりあえず、わーくの中では「15年使っても壊れない、安いわりに電気代も高くない」ダイキン社の株が急上昇しました!すごいぞダイキン!!
(17:09)