デバイスに到達できません

2020年07月17日

こんばんは、わーくです。

iPhoneをApple Storeに修理に出すにあたって、データのバックアップ(写真のコピー)
をしていたところ、面倒なエラーに遭遇しました。

"ファイルまたはフォルダのコピー エラー"
"システムに接続されたデバイスが機能していません。"
deviceisnotworking

数年前に同じようにバックアップを試みていた時には出てきた記憶のない画面。これが出始めると厄介で、数十GBのコピーに何時間もかかってしまいます。

"デバイスに到達できません。"
devicenitoutatsudekimasen


いやiPhone目の前にあるから!ケーブル刺さってるでしょ!!到達しろよ!・・・なんてツッコミを心の中でかましつつ、色々試しました。

・USBポートを変える→ダメ
・ケーブルを変える→ダメ
・Lightningケーブルにフェライトコアを巻く→ダメ


ここまで失敗続き・・・っていうかフェライトコアで解決だったらどんな粗悪ケーブルか電波嵐の中やねん・・・しかし、次の方法で解決しました。


iPhone側の設定で、「写真」を選び、「MACまたはPCに転送」を「自動」から「元のフォーマットのまま」に変更

この設定にすると写真はHEIC形式のまま、動画はHEVC(H.265)形式のままコピーできるようになります。ちょっと前のWindowsやMacでは読めない形式なので、データ汎用性を考えると「自動」にしておくと良い(コピー時にJPEGやH.264に変換してくれる)のですが、大量のデータコピー(特に動画)の際に、iPhone側がギブアップしちゃうということなんでしょうね・・・

というわけで、もしiPhoneのデータコピー中に「システムに接続されたデバイスが機能していません。」エラーに遭遇された方は試してみてください。

環境
・Windows 10 1903
・iPhone 7 Plus 256GBモデル
・AnkerのUSB3.0ハブ
・AnkerのLightningケーブル(1.0m)

今回はエラーで苦労させられたし、まだまだ普及してないHEIC/HEVC形式ですが、圧縮率と画質が本当にスバラシイので、早く浸透して欲しいです。在りし日のJPEG2000を思い出してしまう今日この頃です。


(22:55)