2024年02月11日
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こんばんは、わーくです。
作曲もせず電気代の話ばっかりしている守銭奴です♪さて、制作環境をちょっといじったので、久しぶりに電気代を測ってみました。というのも、導入したソフトシンセを色々とこねくり回すためだけに、Mac+ディスプレイ+アンプ+諸々の無駄なUSB機器をONにし、大量の電力を消費しながら弱い頭で学習を続けるのは不経済では?と考えたからです。この理論を突き詰めると「俺なんて◯んだほうがいい」という結論になるので、そこからは全力で目をそらしつつ、少しでも経済的に制作を楽しむ環境作りを目指して、今日も楽しく電気代を測っていきたいと思います!
<前置き>
制作環境に加えたのは、液晶ペンタブ、XP-PENのArtist Pro 16です。旧型をハードオフでゲット。値段は失念しましたが、2万円はしなかった気がします。フルHDで15.4インチ、タッチには非対応ですが、標準のスタンドが角度調整や安定性の面でめちゃくちゃ使いやすい。ストリングスなどのカーブ入力用に買ったのですが、これの消費電力が非常〜に低く、「これ、Mac StudioでノートPC並の省エネ環境が実現できるんじゃね?」と思い、色々セッティングを試してみた、といういきさつです。
前置きが長くなりましたが、実測タイム!
今回も消費電力の測定に使ったのはREVEXのET30Dです。安いのにいい仕事しやがる!
写真がこればかりになってしまうので、以下テキストのみでお届けします。実質自分用の備忘録なので・・・。消費電力は、およその値です。
<実験>
- Mac Studio(M1MAX)単体…OS起動時55W、アイドル時25W、CUBASE使用中50W
- Antelope Discrete 4 SC…常時8〜9W※
- Apogee Groove…1W
- XP-PEN Artist 16 Pro…最低輝度5W、最高輝度11W
- iLoud MTM…電源ONで音量に関係無く10W
- Anker 11ポートセルフパワーUSBハブAH232…電源ON時6W
- KOMPLETE KONTROL S61Mk II…2W
- MINILAB Mk II…1W
- KEYLAB 88(初代)…2W
- KORG nanoKEY2…1W
- CC121…USBから1W、ACアダプターから5W
- Stream Deck(15key)…2W
<結果>
ここまで測った結果、うちの環境では下記の条件で「実測値35〜40W程度」でソフト音源やエフェクトの実験ができることが分かりました!
- Mac StudioをON、CUBASE上またはスタンドアロンでソフトシンセ立ち上げ
- USB3.0ハブ(バスパワー)でUSB鍵盤群とCC121を接続
- オーディオインターフェースには内蔵またはGrooveを仕様
- ヘッドフォンで音を確認
<考察>
M2のMacbook Airのアイドル時の消費電力が22〜25W程度とのことですので、キーボードやMIDIコンの消費電力を勘案すると、ほぼノートPC並の消費電力でMac Studioが使えることが分かりました。エコだとは思っていたのですがここまでとは…恐ろしい子!!
<蛇足>
ハードシンセ達を使う古き良き制作スタイルにした場合、どれくらい電気を食うのかも試しました。
★パターン①全部ON
安定化電源(FARMAN M-8x AR)にオーディオインターフェース兼ミキサー(FIREFACE UFX II)、MIDIパッチベイ(MAV-8)、シンセ(EX5、MOTIF-RACK ES、JV-2080、INTEGRA-7、01R/W)を接続して電源をONにすると、全部合わせて89Wでした。ここにPCとメインの4K液晶(30W程度)を加えると、だいたい150Wです。ロマンの塊は、相応の対価がかかりますね〜。
★パターン②最小構成
ハードシンセの音を出す際の最小構成です。うちの場合、安定化電源+MIDIパッチベイ+ミキサー+シンセをONにすると、音が出せます。EX5を使いたい時の最小消費電力は実測で48Wでした。この時点でMac Studio+液タブ+USB鍵盤よりも電気食うの、技術の進歩を感じます。
(10:00)