2018年10月27日

わーくの愛車につけているカロッツェリアのサイバーナビ(ZH0099WH)ですが、3年間の無料通信期間が終わって、しばらくただの高音質ナビになっていました。で、今度車を買い換えるにあたって、新しいサイバーナビ(またかよ)に持っていく部品を洗い出していたらですね・・・何と、0simが使えるって!?というわけで実験をしたら成功しましたので、以下に備忘録として残したいと思います。

わーくのナビについているUSBモデム(ND-DC2)は、フタを開けると基板にマイクロSIMが刺さってるだけで、このSIMを0simに替えてやれば動くというのです。でも、ただ挿しただけではダメで、挿す前にSIMのほうに少し細工をしてやらないといけませんでした。

1.Macに0sim入りのND-DC2を挿す。
2.ターミナルを立ち上げる
3.sudo screenでスクリーンコマンドを実行
4.screen /dev/tty.usbmodem14103 と打ち、USBモデムにシリアル接続
5.AT→OKと出るか確認 ※「→」はEnterキーを押して実行するという意味
6.ATZ→OKと出るか確認
7.AT+CGDCONT=3,"IP","so-net.jp"→OKと出るか確認
8.AT+CDGCONT?→上記の設定が反映されているか確認
9.ターミナルをcommand + qで終了

4のところで、USBモデムの名前を探すには、いつでもいいのでls -l /dev/tty.*とやって一覧を取得するといいです。Bluetoothとかusbmodemとか色々出てきますが、まあ目星はつくと思います。

7の後になぜかキーボードの上とかを押しちゃうと、大文字のAしか入力できなくなったり、セッションがずっとビジーになってモデムが反応しなくなったりするので、8の直後にあっさりターミナルを落とすのがポイントでした…手こずった。

このND-DC2を再度サイバーナビに接続し、そちらに電話番号(今回はポート3に書き込んだので、*99***3#)0sim by so-netのユーザー名(nuro)とパスワード(nuro)を設定してやれば繋がります。

Windowsしか環境がないと、Ubuntuを用意しないといけないなど面倒ですが、Macだといきなり始められるので楽ですね。でも、ネットの情報はUbuntuとminicomコマンドを使うものばかりだったので、UNIXを知らないわーくにとっては試行錯誤の連続でした。。

あと、サイバーナビを起動した後に「データの取得に失敗しました」のようなエラーが出まくる(しかしデータは落ちてくる)状況に遭遇しましたが、設定画面から通信関係やBluetooth関係の設定を初期化してエンジンをかけ直したら普通に動きました。謎すぎる…昔のパソコンみたいな挙動しやがって…。


参考にさせて頂いたサイトはこちらです。お世話になりました。

サイバーナビのデータ通信を「格安SIM」で延長する方法 - pen2 の日記

サイバーナビのスマートループを無料で使い続ける方法(2) [乗り物]


(21:47)

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