2022年11月
2022年11月13日
こんばんは、わーくです。
「移行できるか?」って聞かれても、そりゃ移行できますよなんですけども、それには色々と痛みが伴うわけで。。。
先日、M1Max搭載の一番安い吊るしのMac Studioをポチったわけです。で、色々と上手くいったりいかなかったりなので、それを少しずつ書いていきたいと思います。
以前使っていたMac mini 2018からの移行は、ネット上の先人たちにより「Time MachineをThunderbolt経由で利用する」が正解らしいのですが、我が家ではうまくいきません。というより、ターゲットディスクモードで立ち上げたMac miniを読み込ませるために、HDDの解除パスワードを聞かれたのですが、これにまったく思い当たるものがないのです。(パスワード10種類くらい試したけど全滅だった・・・)
というわけで、諦めてAirMac TimeCapsuleに保存してあるTime Machineバックアップから書き込みました。所要時間は5〜6時間。256GB近い移行としては、現実的な時間だと思いました。
で、新しいMac Studioを起動し、そのままUSB機器を繋ぎかえて、Cubaseのアクティベーションだけ済ませて起動を試しました。ちなみにCubase12では3台までインストールし、アクティベーションして起動できるようになっているそうです。
で、無事起動しました!びっくり!!
でも、Discrete 4 SCのドライバはきちんと移行できていなかったようなので、本体の標準オーディオを使うことになりました。
で、先日作ったトラックを再生してみたところ・・・うお!!音色がほとんどピアノに!!!!
昔、SC-88などのMIDI音源でSMFを制作していた頃は、音源が初期化されている状態でコントロールチェンジを飛ばさず音符だけ読ませるとこうなることを思い出しました。ドラムトラックもピアノの音で再生されるwww懐かしいwwww
というわけで、とりあえずCUBASEは立ち上がったものの、音源やプラグインはひとつひとつ確認していく必要があることがわかりました。当たりまえですね(^^;
本題のVSTプラグイン(音源・エフェクト)がちゃんと動くかどうか、次の記事で書いていきたいと思います。
ところで、わーくは4TBの外付けSSDに音色データを保存しており、こいつがどの程度スピードが上がるかを試してみたところ・・・

こちらが、Mac Studioに接続したときのベンチマークです。めちゃめちゃ遅くなってる!!!SSDの残容量は、むしろダイエット後のため余裕があるにもかかわらず、全ての読み込み項目において遅くなっています。
これがベンチマークプログラムが互換モードで動いているせいかどうかは分かりませんが、今後、使用感を比較しながら、本当に劇的に快適になるのかを確かめていきたいと思います。
20221114追記
Mac Studioでは、全面のUSB3/Thunderbolt4共用端子と、背面のThunderbolt4端子ではデバイスの挙動が異なる(前面のType-C端子を使ってサンボル変換接続した時は動作しなかったAntelope Discrete 4 SCが、背面のType-C端子に接続すると動作した)ことがわかりました。そこで、前面のUSB端子にSSDを繋ぎかえてベンチをとったところ、値がだいぶ変わったので書き残しておきます。

シーケンシャルは大幅アップしたものの、ランダムアクセスは遅くなっています。体感できるほどではないのですが、興味深い現象です。
2022.11.29追記
Mac Studio(安い方)の前面端子、Thunderbolt4/USB3.1共用かと思ったら、ただのUSB3.1端子だそうです。本家サイトの書き方、まさか安いヤツと高いヤツを一緒くたにして書いていると理解できなかった・・・。というわけで、前面端子は地雷というか「サンボルのデバイスを繋げない」ということでした。紛らわしい!
20221114追記
Mac Studioでは、全面のUSB3/Thunderbolt4共用端子と、背面のThunderbolt4端子ではデバイスの挙動が異なる(前面のType-C端子を使ってサンボル変換接続した時は動作しなかったAntelope Discrete 4 SCが、背面のType-C端子に接続すると動作した)ことがわかりました。そこで、前面のUSB端子にSSDを繋ぎかえてベンチをとったところ、値がだいぶ変わったので書き残しておきます。

シーケンシャルは大幅アップしたものの、ランダムアクセスは遅くなっています。体感できるほどではないのですが、興味深い現象です。
2022.11.29追記
Mac Studio(安い方)の前面端子、Thunderbolt4/USB3.1共用かと思ったら、ただのUSB3.1端子だそうです。本家サイトの書き方、まさか安いヤツと高いヤツを一緒くたにして書いていると理解できなかった・・・。というわけで、前面端子は地雷というか「サンボルのデバイスを繋げない」ということでした。紛らわしい!
(15:19)
2022年11月06日
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こんばんは、わーくです。
先日購入したアホほど音質がいいDAC「Apogee Groove」が、バスパワー動作する環境について調べてみました。
WindowsノートPC…◯
Macbook Pro(Big Sur)…◯(ドライバいらず)
Mac mini (Monterey)…◯(ドライバいらず)
iPad Pro(2021年モデル M1搭載)…◯(ドライバいらず)
iPhone 8 Plus(Apogee Jam+付属のLightning→Micro USB変換ケーブル)…×
AQUOS SH-03G(OTGケーブル→AnkerのUSBケーブル)…×
Xperia SO-03G(OTGケーブル→AnkerのUSBケーブル)…無反応
電力不足だと、LEDが点滅して「壊れるよ!」みたいになります。怖い。わーくのAQUOS携帯はかなり古いモデルなので、動かなくて当然。それにしてもXperiaは誤動作どころかLED点滅すらしませんでした。謎挙動だわ。
ところで、パソコンでバスパワー動作するのは当然として、USB-CのiPad Proでもケーブル1本で動作したのは驚きでした。…ということは、将来USB-C搭載のiPhone 15?とかが登場したら、iPhoneから直接ケーブル1本でApogee Grooveを使えることが期待されます。今でも古いLightningカメラアダプタに別途電源供給をすれば使えるようですが、重いし大がかりになってしまいます。
とりあえず今は自宅での高級ヘッドフォンアンプとして楽しませてもらい、来年以降は持ち出して移動中なども超高音質で楽しむ・・・という使い方をしたいと思っています。(というか、できればいいな~)
<2024.7.29追記>
iPhone 15 Pro MaxにApogee Grooveを接続したところ、何の問題も無く認識してバスパワーで動作しました。当然純正ミュージックアプリの曲が超高音質で聴けます。インピーダンスの大きめなヘッドフォンでも問題無くドライブします。夢のような環境が実現してしまいました。最高です!
(19:57)
2022年11月03日
こんばんは、わーくです。
いや、やばいですってApogee(いきなり語彙力喪失)
DTMerなら誰もが憧れる(?)Apogee製品。黒金のセールで、あまりに安く売っていたために飛びついてしまいました。
長年DTM機器を揃えてきた(曲は増えない)わーくですが、「DTM機材も大分揃ってきたけど、本当にApogeeの音質ってそんなによいのか?」という疑問について、自宅の慣れた環境で一度は確かめてみたかったため、思い切ってポチっとしてしまったわけです。店頭での試聴だとよく分からないのです。環境やノリで何か変なバイアスかかりそうだし。
さて、今回購入したのは、Apogee Jam+(Jamplus)と、Grooveです。合わせてなんと40000円弱!!この円安のご時世に、こんな高級機をそんなお値段で放出して大丈夫なの?メディアインテグレーションさん!!
ただ、ケーブル類は充実していて、Jam+の本体側(Micro USB)に対してUSB-A、USB-C、Lightningの3種類のケーブルが付属しています。ケーブル買い足さなくても、何でも繋げるじゃん!
では、チェックに参りましょう。その前に、結論を先に書いておきます。Apogee Grooveは、録音を必要としない打ち込みメインのDTMerのモニター環境として、最高の選択肢だと思いました。(MIDI入力がないので、USBか何かで繋ぐ必要はありますけど・・・)
~音質チェック編~
Apogee製品たちの詳しいスペックは代理店さんに任せるとして…
今回の比較をするのは
- RME FIREFACE UFX II
- Antelope Audio Discrete 4 SC
- Apogee Jam+
- Apogee Groove
の4つ。いずれもヘッドフォン(Ultrasone PRO900の古いやつ)で比べました。本体のヘッドフォン端子に直接接続して聞いています。
接続したのは、Mac mini 2018(macOS Monterey)です。USBハブを介して繋ぎました。Apogee製品は、MacやiOSならドライバをインストールせずに繋ぐだけで使えます。マエストロが悪さをするので、ただ音を聞くだけならこれで十分です。Windowsに繋ぐならコツがいるようなので、きちんと代理店・メーカーに登録できる販売ルートで購入することをオススメします。
比較に使用した音源は、スティーリー・ダンの「彩(エイジャ)」より"Aja"、オクトパストラベラーのサントラより"ボスバトル2"、ビートルズの「Abbey Road(Super Deluxe Edition) [2019 Remix & Remaster]」より"Come together"です。いずれもロスレス、ハイレゾで比較しました。
語彙力も耳も自信が無いので上手いレビューは書けませんが、ハッキリ言えるのは
【音質】
Groove > Jam+ ≧ FIREFACE UFX II ≧ Discrete 4 SC
Grooveの音質は圧倒的です。一瞬で分かるレベル。さすが2015年からロングセラーなだけある…ポーダブルでUSBバスパワーなのに、こんなに良い音で鳴らすとは。PRO900はインピーダンスが40Ωなので、Discrete 4 SCに繋いでモニターする時は、ボリュームつまみを7割くらい回して使っているのですが、Grooveは5割でも十分な音量でした。さすがゼンハイザーのハイインピーダンスなヘッドフォンも余裕でドライブできるというだけあります。
具体的には、Grooveを通して聴くと低音の輪郭がハッキリしているのでベースが美しく聞こえることや、定位がかっちり定まっているので聞いていて気持ちが良いのです。中域も豊かで、情報量が多く色々な音が聞き分けられます。モニター用途にも良いですし、音楽鑑賞用としても心地よいです(そういう製品コンセプトだし当たり前か…)。他の機種が決して悪いわけではない(むしろ良い。RMEとかAntelope Audioに文句つけるほど耳が肥えてないし…)のですが、Apogee以外の2つは、少しベースの輪郭がぼやけて聞こえました。気のせいかもしれませんが。
驚いたのはJam+です。Grooveは電気食いなので、対応ケーブルを使ってもiPhoneではバスパワー動作はできない(LEDが様々な色で明滅して壊れそうな振る舞いをする…あぶねー!)のですが、Jam+ならバスパワー動作可能。iPhone8PlusにJam+付属のLightning - Micro USBケーブルを使って1本で接続・動作できました。音質もGrooveに負けず劣らず。出力が少し小さいくらいで、やっぱりPRO900でも6割くらいの音量で十分大きな音で鳴らしてくれました。これ、別に録音目的じゃなくて、iPhone対応の高音質ポーダブルアンプとして持ち歩けば良くね?Grooveと違って、使っていても熱くならないし、10分くらい使っても、iPhoneの電池が1%も減らなかった(表示上)ので、かなり効率が良い仕事をしている印象です。Jam+はiPhoneのポタアンとしても最強説をここに提唱します。
~負荷チェック編~
とりあえずプロ向けではなくエントリー向け製品でも、Apogee製品の音質は本当に良いということが分かりました。じゃ、これをDTMで使うときはどうなの?ということで、CUBASEで使った時の負荷を確かめてみました。
測定に利用した環境は、現在わーくが頂いている仕事の制作途中のもの。そろそろトラック数が増えてきて、iGPUだとプチプチいいそうなのでeGPUをONにするか悩んでいるという、丁度良~い負荷のものがあったので確かめてみました。
製品が変わると、同じバッファサイズ(サンプル数)でも、実レイテンシー(ms)が変わるので、とりあえず出力のレイテンシーを5ms程度に揃えて、ざっくりと確かめてみたところ…
【負荷の大きさ】
FIREFACE UFX II ≦ Discrete 4 SC ≦ Groove <<<< Jam+ え?マジで?
DTMユースで負荷においてRMEが最強なのは当たり前。Antelope Audioのドライバがめちゃ優秀なのも先日確かめた通り。しかし、それにしてもApogee Groove凄くない?Discrete 4 SCと比べても、CPUメーターの振りはほぼ変わらなかったです。それに引き換えJam+、お前どうした…お前こそDTM向けに設計されているのではないのか?5msのレイテンシーじゃ再生もおぼつかなかったぞ。
というわけで、今回の検証では、「やっぱりApogeeは安くてもApogee」ということで、音質においてはGrooveやJam+は超ハイコスパに音楽ライフを満喫できる素晴らしいアイテムだということが分かりました。て言うか30万とか15万とかの機材と互角以上というのは、場合によっては凹む結果とも言えますが…(汗
~番外編~
わーくが以前購入した超ミニサイズのヘッドフォンアンプ「iBasso DC02」とも比べてみました。
【音質】
他の4製品 >>> DC02
【負荷】
他の3製品 >> DC02 > Jam+
え、あ…はい。予想通りです。DC02はコストパフォーマンス(実売6000円くらいだった)を考えるとバケモノ製品ですが、Apogee兄さんやRME・Antelopeという巨人たちと戦うアレではないということで…今はDC05という製品が現行のようです。iBassoシリーズの出来の良さを知っているから、気にならないと言えば嘘になります。
というわけで、憧れのApogee製品、発売から年数が経っているからこそ円建てならまだまだ以前のお値段で買えるので、おすすめです。でもやっぱり最新製品のBOOMも気になる!!!
(15:03)
こんばんは、わーくです。
いや、できますよ。キャストとかBluetoothなら。AirPlay経由も、裏技でできるらしいです。
でも、これを検索で調べている人が知りたいことは、「Google Homeに"OK, Google, ◯◯を再生して"と音声で命令して音楽を再生できるかどうか」でしょ?
できません!!Google Homeとか、Google Nestとかでは、Amazon Musicは再生できないんです!Primeだろうが、Unlimitedだろうが、スマートスピーカーに話しかけて音楽を再生することはできません!!!
最近、Apple Musicの値上げとか、Amazon Musicの無料キャンペーンとか、1億曲聞けると見せかけて無課金勢には強制シャッフル再生を強いる改悪だとかで騒がれているので「じゃあApple Music解約してAmazon Musicに課金したほうが得じゃね?」と考えて調べた私が行き着いた結論です。大人しく、Google HomeとApple Musicを連携させて曲を聴いているのが幸せということです。Apple Oneは100円しか値上げしてないから、泣き寝入りするのが幸せなのです。
・・・解せぬ。円安のバカー!!!
(02:55)